好きなことを、好きな分だけ。

世界一面白い日記書く人です。どんな名文よりもすばらしい駄文を書くために、日々精進しています。

200913 「蝉」

 

なんということだ。蝉が鳴いていない。

今年の夏はいつのまにか蝉が鳴いていて、いつのまにかなきやんでいた。

今日の気温は24℃。雨の影響もあってか少し肌寒かった。もしかして、と思って週間気温をネットで見てみると、今週はもう30℃を超えないらしかった。

夏は終わった。

 

今年の夏、俺は何をしたんだろう。オンライン授業が続きに続いて、ずっと課題に追われていた。そこに研究も加わって、ずっと慌ただしくしていた気がする。交友関係の面では美大女子と美術館やカフェや映画館に行った。

 

次に俺はそこから何が得られただろうと考えた。

学校の課題はどうだろう。しばらく考えてみたけど、課題を通して自分が何かしら成長できたとは到底思えなかった。もらったレシートが溜まったら捨てるように、課題が溜まったら消化するだけだ。振り落とされないように必死だった。結局夏の課題を経て今残っているのは、空虚な達成感と適度なGPAだけだ。

研究でもそれは同じだ。怠けていない程度に実験して、間に合わせの結果をミーティングに提出するだけだ。

美大女子とは本当に何も残らなかった。夏のうちに出会って夏のうちに別れた。ひと夏の恋どころか、友人という関係にすらなれなかった。今でも時々考えるけど、いったい俺の何がいけなかったのか分からず、次に生かすこともできない。

 

結論としてこの夏はなにか得られたようで何も得られなかった。忙しくしているかそうでないかの違いだけで、本質的には家に引きこもって呼吸しているだけの大学生となんら変わらないように思える。

 

このことを考えたときに俺はすごく焦燥感と危機感を覚えた。まだ「なにもない夏だったな」ならいい。俺が恐れているのは、「なにもない“大学生活”だったな」さらに言えば「なにもない“人生”だったな」となってしまうことだ。忙しくしていることに意味はない。実の詰まっていない人生、なにかしていたようで何もない人生なんて嫌だ。何かを変えなければならない。

 

とりあえず、じっくり考えて短期・中期・長期の目標と予定を立ててみようと思う。少しずつやりたいと思ったことを達成していければ、成長も生まれるというものだ。

この日記を読んでいる人にお願いがある。もし、「なにもない期間」を送らないためのいい案があれば、是非とも俺に教えてほしい。別に無理強いはしないし、なにか思いついたり実践していることがあれば言ってほしい。

 

あと、今年の夏は終わったけど、来年こそ、来年こそは絶対いい夏にしてやろうと思っています。海に良き、プールに行き、花火を見て、して、天体観測もする。夏の大三角ならぬ陽キャへの大参画を決めてやるぜ~~~~~~!!ブイブイ

そして!そして神様!そこにできれば私と仲のよろしい女の子がいてくだされば、もう死んでもいい!!線香花火のように熱く儚い私の心臓を捧げられるような女性が現れたなら、それはきっとこの上ない幸せなのです。私の鼓動が停まった時、相手の女性の胸に新しい命が宿るような、そんな恋をしてみたいのです。

 

次の恋に思いをはせながら、今日も眠ろうと思います。おやすみなさい。